水のあり方に人生の処し方を説いた「水五訓」にひかれて戦国時代、安土桃山時代、江戸時代前期にかけての武将・大名で豊前国中津城主。豊臣秀吉の側近として仕えた黒田官兵衞(如水)を知った。
「水五訓」
一、自ら活動して、他を動かしむるは水なり。
二、つねに己の進路を求めてやまざるは、水なり。
三、障害に遇って、激しくその勢力を百倍し得るは、水なり。
四、自らは潔うして他の汚濁を洗い、清濁合わせ容るる量あるは、水なり。
五、洋々として大海を満たし、発しては霧となり風雪と変じ霰と化す。凍っては玲瓏なる鏡となり、しかもその性を失わざるは水なり。
武士道という言葉が生まれる以前の、日本人のリーダーの「ありたい姿」を見事に表現している好きな言葉である。
あまりにも混沌とした社会で、明かりの見えないトンネルの中にいるような気分になったとき、この五訓に励まされる。
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